12の春


今日で1月も終わりです。
明日からは、早くも2月に入ります。

2月1日は、2月18日とともに、私には生涯忘れることの出来ない重要な日です。
勘の良い方なら、おわかりかも知れません。
2月1日は、都内私立中学受験開始日です。
2月18日は、都内私立高校受験開始日です。
それぞれ開始日初日に、有力校が激突しますので、それぞれ1日校、18日校などと呼ばれ、初日を制するものが、受験を制するとされています。

私も、その昔、12の春を迎え、母に連れられて、中学受験したことを昨日のことのように覚えております。
週7日、毎日塾や進学教室に通い、徹底的に鍛え抜かれた幼い受験戦士は、自分の力を信じ、12の春の試験に挑みました。

幼い頃父が何を思い、私に中学受験を勧めたのか、今となっては知るよしもありませんが、
ただ一つ覚えているのは、「大学は、国立を目指せ・・・」と言うものでした。
それは父自身が、当時のいろいろな制約の中で、国立大学受験がかなわなかったことから、息子にはそれを託していたようでした。

内藤歯科の初代院長だった父には、国立大学歯学部も意識の中にあったのかも知れません。そのゴールを目指すには、中学受験が最初の重要なポイントとなることを、知っていたからでしょう。

そして発表当日、掲示板には私の番号はありませんでした。
12の春は、私に大きな試練を与えました。
負けたものには何も残らない、勝負の世界の厳しさを12歳にして、思い知らされました。

父は惨敗した私を、責めることはありませんでした。
ただ一言「おまえはよく頑張った・・・」と言い、男泣きに泣きました。
私は父が涙するのを見たのは、生涯でこの日が最初で最後でした・・・

この日の挫折があり、今日の私につながります。

「勝負は、勝つも負けるも時の運」
勝もよし、負けるもよし、です。

勝てば、思い通りのスタートを切ることができます。
負ければ、違う場所からのスタートとなります。
それだけの違いです。
スタートは違っても、目指すゴールは変わりません。

さあ、明日からは本番です。
12の春の幼い戦士達の健闘を祈ります。

 インプラントのことなら
東京は渋谷区初台のインプラントコンシェルジュ
http://implant-concierge.com/

デンタルコンシェルジュの歯科情報はこちら
http://implant-conci.jugem.jp/

初詣、中華街にて

今年は中華街で初詣になりました。


中華街の入り口近くにあるお宮です。

中華街は久しぶりでしたが、何となく昔の頃と、少し街並みの感じが変わったように思いました。


このような感じの、食べ放題形式のお店が、増えているようでした。

一方、老舗もやはり健在でした。

こちらは香港ではお世話になったことはありますが、今回もパスさせて頂きました。

他に特に知ったお店はないので、「純」四川料理のお店に入りました。

私は中華料理は、「四川料理」か「上海料理」系がすきなので、つい入ってみました。
始めに、四川担々麺をオーダーしました。日本人向けではなく、「純」四川風の辛い方でオーダーしました。スープは赤くなく、黒い感じの濃厚なスープでした。
少し辛いように思いましたが、美味しくいただきました。

次に、「四川と言えば、これだけははずせない!」とのことで、「純、四川風麻婆豆腐」をオーダーしました。
こんな感じのディスプレーでしたが、待つことしばしで、出てきたのは、ディスプレーとは異なり、「黒い」麻婆豆腐でした。
これはとてもいやな予感がしました。
一口食べてみると、辛くありません。ぴりぴり感がありません。
な〜んだ、と思いつつ二口目を食べたとたん、首筋から冷や汗が出てきました。
これは本物だとわかり、半分程でやめておきました。

これほど辛い麻婆豆腐は、昔赤坂で食した、「コウプリ:城スペシャル、火噴きバージョン」
以来のことでした。コウプリが閉鎖された今、もう2度と出会えないと思っていた懐かしい味でした。

おそらく、シェフの「トン」さんも「純四川担々麺」が完食でしたので、思いっきりやってくれたのでしょう。堅気の方が食すと、多分胃けいれん位では、済まないでしょう。

ただこのお店は、日本人向けにもちゃんとアレンジしてくれるので、「純」ではなく、「和風」と言えば、大丈夫です。辛さ抜きでも勝負できる本物の味だと思いました。

最近の「和風、四川料理」には首をかしげることが多い今日この頃、久しぶりに骨のあるシェフ「トン」さんに出会えた、さい先の良い新年となりました。

 インプラントのことなら
東京は渋谷区初台のインプラントコンシェルジュ
http://implant-concierge.com/