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ICOI(国際インプラント学会)参加報告5

 
さて、今年の国際インプラント学会の内容は、3D solution いわゆるPCを使用した、Digital な分析技術の応用が、目につきました、

1番目には、CTを撮影し、にPC sumilationを行い、正確なインプラントのオペを実行しようとするもの。



私自身、15年程前より、インプラントの術前分析に、CT撮影とPCシュミレーションを、日本に導入し、広めてきた、パイオニアの一人ですので、アメリカをはじめヨーロッパなどの、海外での普及ぶりには、感慨深いものがありますが、同時に1台数千万円もする、CT撮影装置の販売には、業者及び代理店側に、大きな利権が生まれ、商業ベースでの暴走と思われる部分もあり、心配しております。



これは、さらにcad/camを応用し、正確な情報のトランスを行おうとする手法です。
しかし、いくら正確を期しても、最後には口腔内の状況を、Drが総合的に判断し、修正を加えなければなりません。つまりPCの解析に頼り切ってはいけません。最後には、Drのインプラント専門医としての総合力が、ものを言います。

2番目には、歯冠修復物の製作に(歯のかぶせ物や詰め物)、Digital solutionを応用しようとする物。Scanningを行い、PCで解析し、cad/camを応用し製作します。従来法に比べ、正確である点が強調されておりました。従来法では、印象剤(型取り剤)や模型材料などの変形との戦いがありましたが、それらの心配を一掃する、画期的な処理方法です。


このような機械でscanningを行い、後はラボ(製作所)にMail送信するだけで済みます。
これも、やはり私が初めて目にしたのは、15年程前のボストンの学術会議でした。
しかしこの技術には、いくつかの欠点があり、私自身は応用してきませんでした。


つまり、情報採得に何点かの問題点が残ります。
インプラントの場合には、scanningよりも、transferのシステムを応用すれば、もう少し利用しやすくなると私は見ています。しかしこの手法はまだ、海外でも確立していないようです。

   
3番目は、矯正治療時に、PCにより、scanning及び、矯正装置の製作(ワイヤーベンディング)を行う物です。
私は矯正は専門外ですので、初めて目にしましたが、なるほどscannnigの諸問題が解決できれば、画期的な方法かも知れません。




 
今回のICOI(国際インプラント学会)のトピックスは、このような点が目につきました。

現地バンクーバーは、半年後に冬季オリンピックが開催される事からも分かるように、北国です。
緯度で言えば、北海道よりやや北側に位置するようです。まだ8月後半だというのに、半袖で講演を聴いていると、寒くて凍え死にそうになるくらいでした。

短い期間ではありましたが、今回も、世界中のたくさんの最新インプラント情報を習得し、現地を後にしました。様々な出会いや感動や想い出とともに・・・




そして最後にもう一仕事、想い出の地、シカゴへ続きます・・・



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